勝負師伝説 哲也

「麻雀放浪記」の作者「阿佐田哲也」の半生をフィクション的に描いた作品ですね。映画「麻雀放浪記」を観ましたが、古いですが良くできた邦画でした。この作品は、まずキャラクターの好き嫌いがはっきりしていて、敵キャラの顔が苦手な方は視聴できない可能性があります。作品自体は良くできていて面白いです。脚本も”哲也”が素人？から成功していく姿もわかりやすく描かれていますし、周りのキャラクターも個性的でわかりやすく描かれており、このおかげで麻雀のルールがわからなくても、飽きずに観ることができるように仕上がっていると思います。余談ですが、以前女性の知人が原作を読んでおり「麻雀知らないのに面白いの？」と聞いたら、普通に面白いとの返事が返ってきました。そういえば私も囲碁のルールを知らないのに「ヒカルの碁」は面白いと感じます。それ以来私の中では「脚本が面白ければ全てOK！」みたいな感覚になっています。話戻って、この作品は”哲也”の成長物語です。キャラの顔と昭和の雰囲気が気にならないのでしたらおすすめのアニメです。サクサク観られます。