鬼滅の刃

まず、映像が美しいですね。バトルシーンも、どういう戦い方をして鬼たちをやっつけているのかがわかりやすく表現しています。刀の白い残像と画面外の白い血しぶきのみで勝利！とかではないので、少年アニメとしては頑張っていると思います。主人公の”炭治郎”が「まじめ・努力家・妹思い」と少年漫画には外せない要素をしっかり入れた上に、鬼になった”禰豆子 ”がまたかわいいですね。彼女の兄を思う気持ちも上手に表現されていると思います。結果、大ヒットしましたが、ストーリー的には平凡な物語です。いわゆる王道といわれるものでしょうか…。なぜすごいブームになったかは理解できませんが…音楽？集英社の戦略？タイミング？　よくわかりません。それでも、普段からあまりアニメを観ない層の方（きっかけが無い・時間が無い・好きじゃない等）が、「ちょっと見てみようかな？」「歌が流行っているけど面白いのかな？」と、少しでも思えていただける効果はあったと思いますし、そうであれば素晴らしいことだと思います。その意味では王道のわかりやすいストーリーは、すごい意味のあるものになりますね。

良くできたアニメには違いないです。観ているとサクサク進んでいきますし、おすすめアニメにも入れています。劇場版ではウルウルなりました！これも、次々と見たくなるアニメです。